危険なドッグフード

2014年の夏に、中国産原材料を使用した危険なドッグフードがインターネットで話題になりました。記事の出所はとある雑誌なのですが、中国産原材料を使ったドッグフードが原因で犬の健康被害がアメリカで多発しているという米食品医薬品局(FDA)の発表が元になっています。それによると健康を害した犬は2007年以来約5600匹、内死亡した犬は1000匹以上にも上るそうです。この発表以外にも2007年ではアメリカで中国製ペットフードからメラミンが検出されています。ことのときは100匹以上の犬猫が死亡したと考えられています。私達が食べる食品と比べ、ペットフードの安全管理は日本やアメリカだけではなく、世界中でおざなりになっていると認めざるをえないでしょう。日本では2009年にペットフード安全法が成立する以前は原材料や原産国名の表示すら義務付けられていませんでした。またペットフード安全法が成立したものの原産国名は最終加工国の意味なので、たとえ中国産原材料を使用しても、最終加工が日本であれば、堂々と「日本製」と表示できてしまうのです。これでは、法律を成立した意味がないような気がしませんか。残念ながら危険なドッグフードから愛犬の身を守るためには飼い主一人一人が気をつけることが大切なのです。

ドッグフードの種類

様々な種類があるドッグフード。選ぶのに迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。ここでは、含まれる水分によって分類し、それぞれのタイプの特徴を紹介します。まず一番水分含有量が少ないのは10パーセント以下の固形タイプ「ドライフード」です。開封後に長期間保存でき、経済的です。また歯垢がつきにくいという長所もあります。水を一緒に与える、またはふやかすなどで水分を補給する必要があります。水分含有量が25パーセント〜35パーセントの「セミモイストフード」は、指で押すとやわらかさが感じられます。ドライフードのように膨らませてありません。水分が蒸発すると硬くなってしまうので、保存方法には気をつけましょう。「ソフトドライフード」は水分量はセミモイストフードと同程度ですが、ドライフードと同様に膨らませてある点が特徴です。水分が多い分、かびも生えやすいので保存には注意が必要です。水分含有量が75パーセント以上の「ウエットフード」は、缶詰、レトルト、アルミトレーなどさまざまな形態があります。また肉や魚が原料のオールミーとタイプと、それに野菜やビタミンを加えたレーションタイプがあります。開封後は日持ちしないので、冷蔵庫で保存し早めに与えるようにしましょう。

犬がドッグフードを食べなくなった・・・原因は?

今まで与えていたドッグフードを突然食べなくなってしまった。という話はよく耳にします。
焦らずに原因を探ってみましょう。
・口が驕る
食べなくなる以前にドッグフード以外のものを与えていませんでしたか?味噌汁ご飯やその他人間が口にするような食べ物です。犬に良いか悪いかはさておいて、普段と違うものを口にした犬は、それを「おいしい」と判断してしまうことがあるようです。例えは悪いかもしれませんが、半年間お茶漬けだけを食べさせられている人間が、ある日いきなり牛肉のステーキをを与えられたとしたら、同じ刺激を欲して、しばらくはお茶漬けなどには目もくれなくなる事があるかもしれません。いわゆる「口が驕る」状態です。
人間も犬も、生物学的により上の刺激を求めるように出来ています。犬も本音を言うと毎日同じ食事では飽きてしまうわけなんですね。ドッグフードは食べないけれど、人間の食事には興味を示すようでしたら食欲はあります。しばらく様子を見てみましょう。お腹が空けば自然とドッグフードに戻ります。以前与えたものにも興味を示さず、食欲も無いようでしたら獣医さんに相談してみましょう。

 

・歯を見てみる
ドッグフードを食べなくなる原因に「虫歯」があります。食べたくとも食べられない、虫歯が痛くて噛む事ができない、などです。虫歯の痛みは人間も犬も同じです。家の人間しかいない時でもウーウーと低音で唸っているようでしたら虫歯の可能性が高いです。犬の虫歯がどのようなものか見たい場合は「犬 虫歯 画像」で検索して見ましょう。犬の中には人間と同じように、頬が腫れてしまう場合もあるようです。お口が空けられるようでしたら虫歯がないかどうかチェックしてみましょう。虫歯が無くとも、歯石が見えるようでしたら要注意です。口を空けるのを嫌がる犬でしたら無理に空けようとせず獣医さんに見てもらいましょう。

 

・病気かな?
食べなくなってしまう原因はいろいろありますが、食欲がわかない原因はやはり病気の可能性が高いです。特に犬が高齢の場合は迷わず獣医さんに相談してみましょう。そして必ずしも肉体的な病気とは限りません。人間と同じくストレスを抱え込むことで精神的な病気になることだってあります。毎日同じ時間の散歩や食事の時間を心がけるなど規則正しい生活によって精神的なストレスがたまらないようにしましょう。

ドッグフードとキャットフードの違い

そんなの大差ないですよね?と思っていた時期が私にもありました。ところが調べていくうちに犬にキャットフードを、猫にドッグフードを与えてはいけない理由がわかってきたのです。
・猫は肉食、犬は雑食
肉食獣を祖先に持つ猫は、やはり肉食の体質です。そのため野菜系の食べ物の消化が出来ず
当然の事ながら市販のキャットフード等に野菜の成分は含まれません。対して肉も野菜も食べられる犬のドッグフードの原料にはとうもろこしなどの野菜類が含まれています。但し犬は野菜が食べられるというだけで、菜食に適した動物ではないということを覚えておきましょう。
それでは猫にドッグフード、犬にキャットフードを与えてしまうとどうなるのでしょうか。一度や二度では
何の変化もありませんが、継続的に与え続けると非常に深刻な問題が起きるようです。
肉が主体のキャットフードを犬が食べ続けた場合、犬は栄養過多の状態になってしまい、対して猫がドッグフードを食べ続けた場合は、タウリンなどの栄養不足で体調に支障が出てしまいます。
行動に自由の利く野良猫が野外で保存してあるドッグフードの袋をこじ開けて食べてしまうという話をよく耳にしますが、一時的な飢えを凌ぐ事は出来ても生きていくことは難しいということです。

 

敷地内で犬を放し飼いに出来る家で無い限り犬がキャットフードを口にする機会はないと思いますが、野良度が高い猫は食べられるとなれば何でも食べてしまいます。不幸な結果を避けるためにも
フードの保存はきちんと管理しておきましょう。